杉浦奎介さんのソロライブに初めて行った感想|2021/10/24

2021年11月2日

レミゼのフイイ役、杉浦奎介さんのソロライブに行ってきました。

「杉浦奎介 5th solo Live Light On!」
2021年10月24日(日)
Grand Maison ORENOにて
ゲスト:小此木麻里さん
Pf.:柳川瑞季さん
Perc. :廣政志さん

ソロライブは5回目とのことですが、初めての参加です。

2017年のレミゼで、初めて杉浦フイイの民衆の歌ソロを聴いたときに、この人は誰!と思って。

このソロとは「♪悔いはしないな たとえ倒れても~」の部分で、とても目立つ、レミゼ全編の中でも屈指のかっこいいソロです。

高い場所から民衆に呼びかけ、皆がフイイを見上げる、照明も美しいシーン。レ・ミゼラブル公式のTrailerにも、このシーンあります。

フイイは、目立つソロが多く、アンサンブルキャストの中でも歌の上手いキャストが配役されやすい役です。熱く優しく仲間思いで、原作では孤児で労働者、お金のある学生と違い、努力で知識をつけた人。

当時アンサンブルの方々について詳しくなかったのですが、素敵な歌声のファンになり、2017、2019、2021年と3期続投した杉浦フイイを追っていました。

とはいっても、今までレミゼでしか拝見したことがありませんでした。今年帝劇で最後に観劇した日は、この民衆の歌ソロの前ですでに泣いてまして、杉浦奎介さん、今後もずっと応援したいと思いました。

ソロライブにて、たっぷり生歌を浴びてきた結果、さらにファンになって帰ってきました。あまりに歌が上手くて、度肝を抜かれて、歌うために生まれてきた人だと思いました。

杉浦さんの今までのライブでは、ミュージカル以外の曲を歌うことも多かったようですが、今回はすべてミュージカル曲とのこと。

セットリストをご本人がSNSにあげていらっしゃいますが、最強です。

フルパワーで大曲ばかり歌い、曲の間のトークもお1人でめっちゃしゃべる。途中、ゲストの小此木麻里さんがソロで歌う1曲の間だけは退場しましたが、すぐ戻ってきてずっと歌って話してました、2時間。喉強い。

レミゼから「Empty Chair At Empty Table」を歌われて、「いつか本番の舞台で歌いたい」と仰っていました。

ウィキッドの「Dancing Through Life」など、ポップな曲が似合うのはイメージ通りで。「Empty Chair At Empty Table」や、「Why God Why?」のような曲も良すぎて非常にヒリヒリとした…杉浦マリウスも杉浦クリスも観たいなあ。

グランドミュージカルで大きな役を演じる日、遠くないと思います。きっと。

「ウェディング・シンガー」の「If I told you」、初めて聴く曲でしたが、ご本人が特に好きなミュージカルとのこともあり、歌いだしから感情が伝わってきて涙出ました。また聴きたいなあ。

ゲストはディズニー映画のラプンツェル役の歌唱を吹き替えている、小此木麻里さん。小此木さんの歌声も、エモーショナルで素敵でした。

ラプンツェルの曲をまったく知らずごめんなさいと思っていましたが、アンコールで歌われた「輝く未来」、職場のBGMとしてオルゴールVer.でいつも流れてる曲だった。

職場で流れるたびに、小此木さんと杉浦さんの声で再生される事象が続いてます。

会場は食事が提供されるレストランでもあり、相席かと思っていましたが、1人客には1人ずつテーブルを用意していただけていて、居心地が良すぎた。

豪華なセットリストで、素敵すぎる歌を、こんなに近くで素敵な空間で聞けて、オリジナルドリンクや食事まで楽しめて、贅沢で夢のような時間を過ごしました。いまだに余韻抜けません。