イズ・エヴリシング・オウライ？感想｜2021/12/26

2021年12月31日

「イズ・エヴリシング・オウライ？」観てきました。

7名の俳優さんそれぞれの魅力が詰まったソングサイクル。田村さん以外は複数の役を演じるため、いろいろな顔が見られるのです。

ソングサイクルとは、「1つのテーマに沿って基本的に1曲で1話を完結させる、オムニバス形式の作品ジャンル」とのこと。出演者が横1列に並んで歌う形でした。

過去に上演された「sign」も藤倉梓さんのソングサイクル作品です。

オープン時から気になっていたけれど、初めていったOffza。

超豪華出演者の皆さんによる最高のパフォーマンスを、小さな空間で近い距離で浴びた、贅沢な時間でした。

3公演全部行きたかったけれど、26日の千秋楽へ。配信でもリピート中です。

少しでも今回の映像が残って、多くの人に観てもらえたらよいのだけれど。

曲ごとにテイストがかなり異なる感じでした。楽しい曲多め。どの曲も耳に残ります。特にメインテーマと「BREATHE」が個人的に名曲だと感じました。

藤倉さんご本人による楽曲解説はこちら。人が抱えがちなもやもやした思いを、こんな作品にしてしまえる才能がうらやましいなぁ。

「イズ・エヴリシング・オウライ？」ライナーノーツ(的なの)

今回をトライアウトとして、再演がある方向のようです。今回の7名があまりにもぴったりで、同じメンバーで演ってほしいけれど、他の俳優さんでも観てみたい。

でも「WALLIOR」は、杉浦奎介さんの澄んだまっすぐな声でまた聴きたいです。

センターにいて、くるくる変わる表情に目が離せなかった、小林風花さん。

歌声に物語が見えた敷村珠夕さん。

ラスト付近の表情が忘れられない（それから週4でラーメン食べてるというのが面白すぎた）中村萌子さん。

エンターテイナーな麻田キョウヤさん。

魅力的な声を持っている金子大介さん。

優しい声とたたずまい、素のままでカウンセラー役ができそうな田村良太さん。

皆さん本当に最高でした。全員レミゼ出演者。

長濱司さんのピアノも素敵でした。

前を向ける、背中を押してくれる作品。アフタートークも楽しくて笑った！良い年越しができそうです。