レ・ミゼラブル2021帝劇公演の感想①
2021年のレミゼカンパニーは、コロナ禍、無事に帝劇公演を完走されました。それから3週間近く経ち、現在既に博多公演の中盤ですが…とても遅くなりましたが6回観劇してきた感想を綴ります。
今年はキャストスケジュールの発表やチケットの発売も直前で、それまでは完全な形でのレミゼが本当に見られるのか?分からなかったし、5月に公演期間にかぶって緊急事態宣言の延長が決定した時は、開幕が遅れるかもと思った。予定通り5月21日にプレビュー公演が始まってからも、いつ何があるか分からない、今日の観劇が最後になるかもしれないと思いながら劇場へ行っていました。
しかし、厳しい状況の中、大人数の関係者に1人も感染者を出さず、熱くエネルギッシュな、クオリティの高い舞台が約2ヶ月間上演されました。相当な苦労や努力があったことと思いますが、観客としては例年と変わらずレミゼの世界に魅了されてきました。感染対策のためキャストをチームに分け、一定期間同じようなメンバーで上演する方式が新しかったですね。
下記の回を観劇しました。
5月29日(土)昼、6月4日(金)夜、6月25日(金)昼、6月27日(日)昼、7月2日(金)昼、7月17日(土)昼
2年間楽しみに楽しみに待っていたレミゼ、初日のオーバーチュアが鳴る前は緊張していました…。1人1人が命を燃やして生きている、圧倒的なエネルギーやキャストの一体感は、レミゼでしか味わえないものです。
皆さん素晴らしい中で、特に福井バルジャン、川口ジャベール、杉浦フイイが大好きでした。キャストの感想は別の記事にまとめました。
レ・ミゼラブル2021帝劇公演の感想②プリンシパルキャスト編
レ・ミゼラブル2021帝劇公演の感想③アンサンブルキャスト編
2021年のレミゼで1番泣いたのは、私が観られる最終日だった7月17日のカーテンコールでした。カテコで泣くことは滅多にないので自分で驚きましたが、今年のレミゼが終ってしまう、この人がこの役として舞台に立っているのを見られるのは最後かも…という寂しさと感慨で。
最後、のはずだったのです。
完全に2021年ラストレミゼのつもりで観てきたのですが…その後、帝劇で1度一緒に観劇した夫の「もう1回観たい。松本行こうよ」という鶴の一声で、初めての地方公演に行くことが決定しました。10月3日(翌日4日が大千秋楽)の松本公演に行けます👼帝劇よりもさらに深まっていく地方公演、いいな…といつも思っていましたが、行ける機会はないと思っていたのでまさかのことで。縁がなかった斎藤テナルディエをやっと初めて観られるのも楽しみです。なんとか取れた席は、ブログタイトルのとおり4階天井席です(笑)噛み締めてきます。
2019年はチケットが取れなさすぎて泣きましたが、2021年は希望の回や席を取ることができてよかったです。とはいえ、今年も連日満員、チケットが取りづらい演目ではあり、コロナ禍でこの様子だと2023年(仮)はまたかなりの激戦か…と思っています。もう少し公演期間が長ければ(その分キャストを増員して)嬉しいのですが、きっと難しいのでしょう…。